次の記事 |
前の記事![]() |
|
次の記事 |
雑記/レポート&レビュー | 前の記事![]() |
父親が退職してから、大体月に1度の割合で一緒に映画を観に行くようになった。
10月に「ワールドトレードセンター」、11月に「父親たちの星条旗」、そして昨日12月9日に「硫黄島からの手紙」。
しかし、なんだ。
この「硫黄島プロジェクト」は圧巻の極みである。
近年従来の戦争映画からは考えられない表現のモノ(プライベート・ライアンとか)が増えてきたが、少なくともコレはそのひとつの到達点だと感じた。
実際、アメリカ側の視点で描いた「父親たちの星条旗」もさることながら、「硫黄島からの手紙」を観終わった後にやって来る衝撃ってのは、同じ日本人だからかたまらないものがあった。
戦争には、勝者も敗者も英雄もいない。
この映画で汲み取るべきは、イーストウッド自身も述べているとおり、この一言だけで十分でしょう。
これ以上他の言葉を持ってくると、内容が内容だけにどーも陳腐になっちまうんだよねー(;´Д`)
ただ、もう1つだけ自分が言葉に置き換えられるものがあるようだ。
ネット上での評判などで「空しい」「悲しい」「泣いた」という言葉が散見される中、確かに涙もこぼれ悲しい気持ちになり、戦争自体への批判的な感情も当然のことながら浮かんだのだが、同時に何故か、妙に清々しい気持ちが生まれたのである。
こう書くと臭いかもわからんが、それは戦没者に対する敬意そのものなのかもしれんな、という結論に達した。
敵味方関わらず、血肉が飛び散る地獄の最中においても家族を想い、現状から目を背けず、覚悟をもって、命をとして前へ進む姿に敬意を抱かずには居れぬ。
少なくとも、この国に生まれてよかったという感情が改めて芽生えたのも事実。
これは映画云々ではなく、当時の史実知らぬ自分が史実を知って感じる共通の感情のようではあるが……。
だから、やっぱり大事なのは「敬意」なんだろうなと、つくづく感じた。
家族、恩師、友人、上司、同僚、先人問わず、支えられて今の自分が居るという事に感謝するっつうか……。
それがあってはじめて、現実から目を背けずに生きていけるんだろうな。
物事に対する「覚悟」も出来るんだろうな。
実にいい映画を観た。
いやそれにしても、渡辺謙もさることながら二宮和也の演技の味のあること。
今の若者の立ち位置にあえて立った(立たざるをえなかった?)上での演技は、昨今の反戦風味のタイムスリップモノ(てか逆にこの類、世代のギャップを描く過程がウザくて嫌い)を軽く超越したリアリティを生み出していた。
最後での、栗林中将に対する想いとそれから生まれる怒りの目はまさにホンモノの役者のそれでしたよ。
やー、アイドルだと思って馬鹿にしたらいかん、必見です(・∀・)
ま、気になるところを挙げるなら「小銃」を「ライフル」と呼んでいる点に突っ込みたくなったかな、許容範囲ではあるけど(苦笑
ちなみに、今年映画館に足を運んだ作品を、時系列に沿って列挙してみるとこんな感じ。
・DOOM
・Death Note
・ゲド戦記
・ブレイブストーリー
・UDON
・時をかける少女
・ワールドトレードセンター
・Death Note - the Last name -
・父親たちの星条旗
・硫黄島からの手紙
実写の恋愛モノが加わってたらほぼ完璧だったかなw
「パプリカ」も観たいんだけど、熊本じゃやってないんだよねえ(・ω・` )
次の記事 |
前の記事![]() |
|
次の記事 |
雑記/レポート&レビュー | 前の記事![]() |
KAZUBOH :
2006年12月11日 11:12
Seiji :
2006年12月10日 21:58「硫黄島からの手紙」は今一番気になっている映画だったので、
ぜひ俺も見てみたくなったよ。
参考になるコメントThank you!
投稿フォーム
元々クリント・イーストウッド好きだったので観に行った、というのが当初の理由だったんだけど、そんなのは関係無かったですね結局は。
もしも「硫黄島からの手紙」を観るのであれば、単体でも素晴らしいがやはり「父親たちの星条旗」も一緒に観ておくことをオススメする。
上映順にしっかり観た俺から言わしてもらうと、その衝撃の度合いはハンパではございません(・∀・)
是非ともオススメ出来る映画です。