2019 6 / 16 23:26

さて、Lynskey Helix Proのフレームセットをもう少し細かく見ていこうと思います。
ヘッドバッジをはじめとした意匠とは別に、諸元に添ったポイントをピックアップしていくような感じでご紹介していきます。

このフレームの特徴の一つとして、このシフトワイヤー受けが挙げられると思われます。
リアブレーキワイヤーはフレーム内蔵式になっている一方で、シフトワイヤーはこれでもかと表に飛び出しているといった印象(;^ω^)
なお、DI2にも対応しているフレームであるからか、着脱可能になってます。
ヘッドチューブの内側からヘックスレンチで固定されているだけなんですよね。

当面フロントシングル運用にしようと思ってますので、左側のワイヤー受けは外して組み上げるつもりです。
サイズの合うネジ穴キャップをどこかから探してこないといけないですね。

続いてBBシェルの下を見てみます。
ワイヤー受けが標準装備というのがうれしいですね。

リアディレイラー側のワイヤー受けはこんな感じ。
こちらもDI2との共存を意識した作りになっているようです。

さて、続いては重量面。
付随してきたヘッドセット、Cane Creek 40 IS42/52105gでした。

フォークが360g

写真に収めそこないましたが、フレーム本体は大体1650gといったところでした。
フレームセット全体で2100g前後ですね。
今乗っているGIANTと比較すると100gほど重くなる計算になりそうです。

 

あと付随してきたものとして、FSA製のプレッシャーアンカーがありました。
Cane Creek 40 IS42/52の箱とならべて写真に収めておきました。

さてこちらのフレームのヘッドセット規格は、前述の通りIS42/52となります。
上と下で径が異なる規格で、フォークもこれに即したテーパードコラムが採用されています。

IS表記があることから、インテグラルヘッドセット、すなわちヘッドチューブ自体をベアリングの受けとして取り扱う規格で、フレーム本体への圧入が必要ない分、手軽に組み立てができる類のものである、という事が分かります。
実際にフレームに取り付けてみましたが、難なくスコッと手ではめ込むことが出来ました。

が、問題となるのがこちら……。
フルカーボンフォークに、下玉押し(クラウンレース)を圧入する作業が必要なります。
インテグラルだから割りがどうせ入っているだろう、と高をくくってましたが、間違いでした(;^ω^)

GIANT OCR1のヘッドセットが若干特殊なヤツで割り入りだったので、一緒だと思ったんですが……。

こちらの圧入については……対策を検討する必要がありそうです。
あとフォークコラムが無垢な状態で長さが30㎝もありますので、これを短くカットする必要もあります。

続いてBB規格
オーソドックスなBSA/JIS規格になっています。

フレームを選ぶうえで結構重視したのがこのBB規格でした。
BSA/JIS規格ならば手持ちのクランクがなんでも利用できますし、何より汎用性が高い。

最近は独自規格だらけでBBシェルの構造も千差万別ですが、当面は基本中の基本であるこの規格で運用を続けるつもりです。

懸念があるとすれば、このBBシェルのねじ切りの精度がきちんと出ているかどうか。
試しに、GIANT OCR1にインストールしているBBとクランクをあてがってみることにしました。

BBもきちんとねじ込めましたし、クランクもスコっと手でハマるしで、概ね精度は出ているといった印象。
しかし実際はネジ穴が気持ちキツく、締めこむのにいささか力を要しました。

ここで気になるのが、フレームの素材がチタンである、という事。
チタンは他金属との間で焼き付きが発生するという特徴を持ってますので、下手をすればBBなど簡単に固着してしまいます。
専用の焼き付き防止剤を含んだグリスを塗る、というのが解決のセオリーですが、
それをもってしてもこのネジのキツさは……あんまりです(;^ω^)
締めこんだ時点でグリスが全部外に押し出され、結局固着する……という未来しか見えません。

また、ネットの情報をいろいろ拾った感じでは、チタンバイクといえども
BBシェル付近から割れてしまった、といった症状がちらほら……。
BBのねじ切りがキツめだったり精度が出てなかったりで、長期運用中に負荷限界を迎えて割れる、
といった可能性が容易に想像できます。素人考えですが。

……現段階でクランクのインストールが正常に行えるとはいえ、
ここは用心のためにも、一度タッピングをかけたほうがよさそうです。




という事で、現段階で解決すべき課題は以下の3つ。

  • ヘッドセットに付随するクランレースのカーボンフォークへの圧入
  • コラムカット
  • BBシェルのタッピング

これら解決に向けての動きは次のエントリーにて(^ω^)

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